ヒューゴ・ボス、「エナジャイズ」商標権登録訴訟で勝訴(韓国)
ドイツのヒューゴ・ボス(HUGO BOSS)が、化粧用品、香水の商標である「energise(エナジャイズ)」の登録を訴えて起こした訴訟において最終勝訴した。
韓国大法院(最高裁判所級)3部は12月9日、ドイツの化粧品、香水、衣類などの製造業者であるヒューゴ・ボス(Hugo Boss TradeMark Management GmbH & Co. KG)が「energise」商標権登録の申請を拒絶した韓国特許庁を相手に起こした訴訟において、原告勝訴の判決をした原審を確定した。
韓国特許庁は2006年5月、ヒューゴ・ボスが化粧用品、香水の商標である「Hugo Boss energise」を出願したが、既存に登録された美容石鹸、スキンミルクなどの商標「ENERGIZE(エナジャイズ)」と呼称などが類似するという理由から拒絶決定を下し、韓国特許審判院もヒューゴ・ボスが出した不服審判を棄却した。
これに対してヒューゴ・ボスが韓国特許審判院の決定の取消しを求めるために起こした訴訟において、韓国特許法院(高等裁判所級)は、問題となった「energise」は「商標の構成中、識別力のない又は微弱な部分」であるのに加え、既存の登録商標は大文字で表記されており、二つの商標間には分別力がある(非類似である)などの理由を挙げて、原告ヒューゴ・ボスの主張を受け入れたが、大法院はこの判決を支持した。
(掲載:エムケー特許事務所)
ウォン ジョン週間短信より
韓国大法院(最高裁判所級)3部は12月9日、ドイツの化粧品、香水、衣類などの製造業者であるヒューゴ・ボス(Hugo Boss TradeMark Management GmbH & Co. KG)が「energise」商標権登録の申請を拒絶した韓国特許庁を相手に起こした訴訟において、原告勝訴の判決をした原審を確定した。
韓国特許庁は2006年5月、ヒューゴ・ボスが化粧用品、香水の商標である「Hugo Boss energise」を出願したが、既存に登録された美容石鹸、スキンミルクなどの商標「ENERGIZE(エナジャイズ)」と呼称などが類似するという理由から拒絶決定を下し、韓国特許審判院もヒューゴ・ボスが出した不服審判を棄却した。
これに対してヒューゴ・ボスが韓国特許審判院の決定の取消しを求めるために起こした訴訟において、韓国特許法院(高等裁判所級)は、問題となった「energise」は「商標の構成中、識別力のない又は微弱な部分」であるのに加え、既存の登録商標は大文字で表記されており、二つの商標間には分別力がある(非類似である)などの理由を挙げて、原告ヒューゴ・ボスの主張を受け入れたが、大法院はこの判決を支持した。
(掲載:エムケー特許事務所)
ウォン ジョン週間短信より
# by mk-society | 2009-12-17 16:40